マーケティング基礎

マーケティングとは?

こんにちは!1人起業家を支援するWEBマーケターのマイです。
今日から役立つマーケティングTIPS を配信しています。

本日は WEB マーケティングを理解する上で最も大事な基礎知識「マーケティングとは?」を解説をしたいと思います。

あなたがどんな仕事で起業したとしても、マーケティングはあなたのビジネスを加速させるために不可欠なスキルです。

ビジネスの規模に関係なく、どのビジネスパーソンにとってもマーケティングの知識は重要です。ぜひこの解説をご参考にしてください。

マーケティング・WEBマーケティングとは

ビジネスにマーケティング活動は必要と良く聞くけど、結局何なのか分かりにくいですよね。かつての私も「集客をすること?」「広告を出すこと?」と安直な知識しかありませんでした。

実はマーケティングは、商品の企画から集客をし売上を上げるところまでのトータルプロセスのことを指しています。実際、世界のビジネスの約80%から90%はマーケティングの要素を含んでいます。

マーケティングの神様とも言われる経営学者ピーター・ドラッカー氏はマーケティングの究極のゴールは「営業活動を不要にすることである」と述べています。
要は商品が自然に売れる仕組みを構築することがマーケティング。
そして Webマーケティングとはこのマーケティング活動をWeb上で行うことを指します。

営業活動をしなくてもモノ・サービスが売れ続ける仕組みを作るという事はビジネスにとって嬉しいことですし、お客様にとってもセールスに対する抵抗感を持つ人が多いですよね。

しかし、この営業活動をしなくても売れる仕組みが分からない方は多いと思います。
私も知人の起業家や個人事業主の方のマーケティング力が弱い事に、もったいないなと感じる場面が多くありました。なのでまずは商品の売れる仕組みを理解するところから始めましょう!

マーケティングで売れる 2 パターン

2つの売れるパターン:

1つ目は、既に欲しいと思っている顧客に商品を売る方法です。(顕在欲求層)

2つ目は、興味はあるがまだ欲しいと思っていない顧客を教育し、商品に対する欲求を喚起してから商品を売る方法です。(潜在欲求層)

Webマーケティングでは、これらの欲求層に対するアプローチが容易に行えるため、それぞれの欲求層に商品をどのように売るかについて説明します。

1.顕在欲求層

既に商品を必要としている人々に対しては、商品をWeb上で容易に見つける手助けをすることで、売上を増やすことができます。Webマーケティングの基本は、最初から商品を必要としている顕在欲求層に対して商品を提供することです。最も簡単な方法は、GoogleやYahooなどで検索している人々に商品やサービスを知ってもらうことです。

顕在欲求層への WEB マーケティングの活用例:

① 自然検索
ウェブサイトのページ数を増やし、SEO対策を行って検索結果の上位にサイトを表示させる。

②リスティング広告
GoogleやYahooの自然検索で上位に表示されない場合、広告を使用して商品やサービスをユーザーに表示する。

2. 潜在欲求層

顕在欲求層と比較して、潜在欲求層は最初から商品を必要としているわけではありません。したがって、これらの人々を見つけ、商品に対する欲求を喚起するために教育する必要があります。適切な教育を行い、商品に対する欲求を高めることで、売り込みを行わなくても商品が売れるようになります。潜在欲求層は実は非常に多いため、この層に対するアプローチを正しく行うことはビジネスに大きな影響を与えます。

皆さんもご自身を例に考えてみていただきたいのですが、「こうなりたい」「この問題を解決したい」「〇〇に興味はある」と思っていても、すぐにアクションを起こしていない場合も多いのではないでしょうか。潜在欲求層はまさにこの「思っているだけ」「考えているだけ」に留まっている方です。では、具体的にすぐ行動に移してもらうためには何をしたら良いのでしょうか?

結論から言うと、「必要性」と「緊急性」の2つを揃えて、提供してあげることです。

例えば、子育て中ママでもキレイでいたいと思い、美を求める方は多いですよね。でも必要性はあっても、忙しい毎日の中で色々なブレーキがかかり”美容”にお金を出すことに躊躇する場面も多いと思います。そういった方でも ”写真撮影をすることになった”、”パーティーの司会をすることになった”、”同窓会に行くことになった” などキレイになりたくなるきっかけ(緊急性)が加わったらどうでしょうか。”美容院へ行こう”、”エステへ行こう”など美にお金を出す行動に移せるようになりますよね。この「必要性」と「緊急性」の両方を相手に提供することが売り込まなくても売れるようになる鍵なのです!

潜在欲求層への WEB マーケティングの活用例:

① リターゲティング広告 / リマーケティング広告
ウェブサイトを訪れたユーザーに広告を表示する方法です。
一度サイトに訪れたユーザーで購入・お問い合わせ等のアクションに繋がっていない方はそこまで高い関心を持っていない場合が多いので、この層に刺さる訴求で広告を表示します。

② YouTube 運用
YouTubeは商品やサービスに関する説明や教育を提供するのに非常に効果的なプラットフォームとして利用できます。

※一般的には今でもリターゲティング広告 / リマーケティング広告という名称が使われていますが、Google広告では、最近では「データセグメント」と呼ばれています。一方、Facebook広告では、ウェブサイトカスタムオーディエンスと呼ばれています。広告媒体によって呼び方が異なっています。

以上、本日はマーケティングとは何か?また、WEBマーケティングで売れる2パターンの仕組みを紹介させていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。